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.+*七夕クライシス*+.

 投稿者:゜。白如柚葉。+.*メール  投稿日:2012年 3月19日(月)17時08分8秒
返信・引用
  *.+注意&説明+*
この小説は部活の一貫で書かれたものです。
あ、リレー小説ね。
コピペ厳禁だそうですよ((キリ,
それでは読んでくださいねー、v


7月7日。言わずと知れた七夕である。
雄大な星空の下でキャッキャウフフのバカップルどもが
「ねぇ、○○君は何てお願いした……?」
「……『来年もお前とこうしていられますように』って……」
などとやっとる日である。
(ちなみにこのあと、ムカついた筆者が『ここにある願いが私のもの以外叶いませんように』と書いた短冊を吊るした。)

要するに、七夕はラヴチャンスなのだ。ラヴ・チャンス
正直、顔に時間がない男女も、願い事が面白かったりすると話題ができる。

しかし、ここに七夕を心から嫌悪するカップルがいた。
超遠距離恋愛で、なんと一年に一回しか会えないという。
彼らは……?

「あァン?また彦星と願いの仕分けかよォ?」
「えぇ……その日はメイド喫茶でりりかたんと萌え萌えパーティーするのに……織姫と会うの?」

そう、織姫と彦星である。

彼らも数千年前までは健全なバカップルであった。
いや、バカップルが健全と言うわけではないが、仲睦まじくイチャイチャとしていた。

だが、何しろ数千年である。下手したら中国よりご長寿だっつの。
ウルトラの父母にしか太刀打ちできねぇっつの。お互いの欠点ばかりに目につく
ようになり、交わす言葉は刺だらけ。相手に嫌気がさした。

……といった経験を経て、織姫は750㏄(ナナハン)で宇宙を駆けるヤンキー娘に、
彦星は従順なメイドさんに萌えるオタクになっていったのである。

そんな二人にも、年に一度、どうしても会わなければいけない時がある。

それが『七夕の願い仕分け』だ。

  あの有名な大臣さんがやる前よりもっと前から続いているのは言うまでもない。当然のことだが。
簡単に言うと、短冊に書かれた願いを「叶える」か「叶えない」かに分ける仕事だ。
「え?楽しそうじゃん?」と侮る事無かれ。まず、七夕があるのは日本だけではない。
中国など、アジアの国々は、大抵七夕かそれに似たものがある。したがって、それらの短冊の数は軽く億を超える。
また、そう願いそのものがとんでもなかったりする。……これに関しては、言うより見た方が分かりやすいだろうか。

ということで、現在仕分け真っ最中の二人にズーム・イン!(おい)

「け、かったりィな。」
「あ、これ女の子の……織姫……。」
「オラよこせっ。『私は風になりたい』?勝手になっとけ!おい彦星、そいつは?」
「えっと……『原子のメンデレビウムをツンデレビウムにしたい』だって。……そうするそ多分記号はTbになるから……テルビウムと被っちゃう……」
「グタグタうっせェ!却下だな、よし、捨てろ!次は……『PS3とWiiとDSと彼女がほしい』?こいつ、七夕とクリスマスがわかってねェのか?」
「……『真夏日の東京ドームの天井いっぱいに卵を割って目玉焼きを作りたい』……『ズボンを頭にかぶり顔を会社の窓から出して大地讃頌を歌いたい』……」
「お、そいつらオモシレェな。叶えとけ」
「……────っ?!」
「ン?こいつ字うめェな、『調和』と『変革』だってよ。」
「もしやそれは……」
「読者サービスだとよ。オラ仕事しろやァ!……お、今年初の偽善者見ィーつけた!『世界が平和でありますように』だとよォ!」
「……どうして?」
「はっ、本当に苦しんだことのある奴ってのはなァ、もっとストレートに書くんだよ。金とか金とか金とかな。だけどなァ、コイツはただ良い子ぶってサイコーにウケること書いてるだけだ。だからこんなモン、叶えねェよ。叶えてやんねェ。こォいう人間どもが自分の馬鹿さに気付くまでは、何千回だってゴミ箱に投げてやる。」
「……」

気まずい沈黙がしばらく続いた後、織姫が口火を切った。

「あァかったりィ。……だからよォ、地球で遊んでくるわ。」
「え?!ちょっと?!仕分けは?」
「ンなもん後だ!人間どもも短冊に書いて翌日ハイ、叶いませんでしたwなんて期待してねェよ。すぐ戻るからやってろ!」
「……じゃ、僕も遊ぶ。萌え萌えパーティーに行く。」
「……はァ、仕方なねェな。」
「アタシもだ。バイクの部品は日本のが一番のがイイね。」

地球の単位、日本時間にして7月7日の午後1時3分52秒、織姫と彦星は日本へ到着した。


続く。((((←
 

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