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「へいけうたのあかり」 第七弾終了

 投稿者:二健メール  投稿日:2010年 5月31日(月)08時31分30秒
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  お陰さまで予想より多くのお客様がいらっしゃいました。
ゆったりと満席で、内容も充実して大変素晴らしい朗読会でした。

開店した時から稼働していた旧式床置きエアコンが使用できなくなったので、
最新型の天井ぶら下げ型のエアコンに取り変えたのが、
5月20日で、客席が広くなり、空調も良くなって準備万端でした。
5月27日で当店は、31歳になりました。こうして生き長らえているのもお客様のお陰です。
5月29日の当朗読ライブでは、サプライズが三つも重なりました。

先ず一つ目は、当ビルの二階に入ることになった新テナントによる削岩機の工事音の襲撃。
現場責任者に五階でのライブ開催故の事情説明をするために現場に行ってみましたら、
爆音と砂煙の中三人の鳶職人が削岩機で床のコンクリートをボコボコにしておりました。
監督らしき人はおらず、何も申し上げる術はなく、引き返してきました。
あの砂塵舞う極悪環境で肉体を酷使した鳶の若者の労働と、
私たちの恵まれた環境での表現行為たる朗読ライブを、
人間の活動として比較すると有無を言えなくなりました。
主演者の辰巳氏には、「騒音などに負けずに頑張ろう」と言う他ありませんでした。
なおかつ、次に述べるどえらい闘士の存在との一筋縄でない活動の比較が頭を過ぎりました。
さすが辰巳氏、頭の切り替えが早く、諸事象を理解され、肝っ玉が座っておりました。
突然のアクシデントにたじろがず逆境を生かすことが出来ました。
これは虚ではなく実のドラマです。平家物語朗読への入魂と伏線としていけると思いました。
前半の「575コンテスト」は、ドドド…ガガガ…という騒音の中での進行でした。
辰巳氏はノーマイクを旨としているのですが、この時ばかりはマイク使用によって克服しました。
辰巳泰子氏と徳永未来氏が壇上で、前もって募集していた俳句・川柳・回文・短歌の八作品を
書幅に認めたものを提示しながら評論し、最後は観客の挙手を元に点盛りをしました。
才女二方の含蓄ある批評や鑑賞眼に頷き感慨深く聞き入っていました。
上位三人が用意されたささやかな景品をものにしました。

二つ目は、予定通りいらっしゃった民族派国士の物静かな観戦。辰巳氏もお顔が広いものです。
この方の活動をYouTubeで拝見したら、ただただその志と行動力に敬服するのみでした。
さながら我が敬愛する映画「行き行きて神軍」の様相です。
士は帰り際(わが投句「ばかばっかああばかばっかばかばっか」の自句自解発言を踏まえて)、
「貴方は松尾芭蕉が好きなのですか?」と聞かれました。
「ええ、俳人なら芭蕉を出しておけば間違いないので、あの発言は、
ハッタリをかましました」と、つい本音で答えてしまいました。
前述の朗読ライブと工事の騒音のバッティングなど、
このますらおの傲慢者共を誅する修羅場と比べれば容易いものです。

三つ目は、土曜の昼下がりなので、当店はジャズ喫茶営業のつもりで来られた
英語ディベートの宗師の居残り観戦です。
この先生は、先日当店の記事がTHYME誌に載ったのがご縁で三度目の来店でした。
BBS「サムライブルース」の記事に写真も名前も出ています。
その他の方々も負けずと劣らずの面々、
俳句結社の主宰、歌人、詩人、回文師、数学者、ITの達人、民族音楽家etc.
我が知人は四名のみで、人望無き故集客力無く役立たずでいつもすいません。

そして後半の本番になる五時の十分前に、あの怒涛の騒音はピタリと止み、
赤いカーペットの花道から着物の辰巳泰子が唄いながら現れ出で、
「へいけうたのあかり」第七弾が演じられました。
いよいよ屋島(那須与一)と壇ノ浦(安徳帝入水)の場面です。
客席からは終始感嘆の声が漏れておりました。
演闌の中盤ないし終盤、着物の帯を解き、 前が縦に開く様は眩く、
正に天照大御神の出現を想わせるものがありました。
右の衽から顔を出していた右膝小僧のふくよかな曲線に暫し心を奪われました。
カメラのファインダー越し(液晶も音も消しての撮影)での鑑賞なのが悔やまれます。
私の場合、下手な感想文書くよりも映像を撮りましたので、
後日そちらの方で我が表現として曝したいと思います。

物語の内容については、私は把握しきれていませんので、
西野りーあ氏がブログで評してくれる事を期待しましょう。
現代着物をお召のりーあ氏は最後に飛び入りで妖艶な朗読を披露してくれました。
和洋折衷の辰巳氏とは、また違ったオリエンタルな風情です。
◇ゆりのうたたね http://leea.exblog.jp/

会場客席ではサプライズとアクシデントをはらんだ第七弾、
平家物語朗読劇の山場として又とない相応しい環境でありました。

※初出のmixi/Jikenの日記より大幅に改稿加筆した
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1498529685&owner_id=893258
3592-144580
 
 
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