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さて、詩人やら俳人やら、西洋人やらアジア人やら、次から次へと出てきて
詩歌俳句の朗読をされ、丁寧に翻訳もセットで朗読され、
正にユニバーサルでバイリンガルなポエトリー・リーディングの集いです。
受付けで千円出して『TPF2008アンソロジー』の分厚い冊子を買えば、
日本語外国語で表記された全作品が載っているので、
ライブとテキストの両方で鑑賞し、理解を深められる仕組みです。
多くの観客、ことに外国の方がこの冊子を見ながら朗読を聴いていました。
やはり、翻訳や活字テキストや撮影も込みで朗読表現があり、
朗読作品の言葉の意味を理解し合うことは、大前提なのだと思い知らされました。
ほとんどの朗読者は、自らの作品を正しく伝えることを目的とした朗読でした。
当然のことなのでしょう。
しかしながら、そのことは言語を介する表現として当然ながら、
感覚や感情に訴えてくる朗読者も何人かいました。
・気概や入魂をもって迫ってくる絶叫系気魄派の
高坂明良、福島泰樹、飛び入りを申し出た月乃光司ら。(深刻で俳人らしかった)
・イロニーや笑いで潤わす道化派のねじめ正一。(滑稽で俳人らしかった)
・培った詩嚢の年輪に人間味の熟成の加わり、
存在そのものが有難い後光派の先生方。(師匠的俳人らしかった)
・特筆は、飛び入りが設定されてないにも関わらず申し出て舞台に上がった
月乃光司の勇気や積極性には恐れ入りました。(社会性の俳人らしかった)
氏の朗読は、アル中や引篭もりの実体験に根ざしてとの事ゆえ、
負のメンタルを覆すパワーに溢れ、怒り、誹謗、皮肉、標榜、社会性、
私性、身体性など直情的ながら説得力のあるものでした。
俳人に欠落しているものが彼にはありました。
昼休みに詩人の森川さんと知り合いました。
彼に言わせると月乃さんの舞台に対して「あんなのは詩ではない」と言い切ってました。
ご本人の月乃さんは、「私の表現はジャンルにはこだわらない」とのことで大変刺激的でした。
毒消しに、おかわり無料コーヒーを3杯も飲みました。
この会話は、高坂明良さんが手引きしてくれた
月光一派のランチ後の雑談でのことでした。 3550-139904
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