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TPF2008感想その三

 投稿者:二健  投稿日:2008年11月 3日(月)12時21分15秒
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  その昼休みの客席通路やロビーで、懐かしい人やら思い出深い人と
会釈や立ち話が出来たのは幸いでした。
ことに近年、私は俳壇から遠ざかってますから。

基、TPF2008は、わが国特有の俳壇色は希薄で、
世界的な詩人色が強い大朗読会でした。
前出以外の方々で挨拶の恩恵に被れたのは、
大井、田中(庸介)、佐久間、生野、夏石、八木、
鎌倉、辰巳、伊津野の各氏らのそうそうたる面々です。
やはり詩歌俳句の朗読系の方々が集まって来られました。
私が唯一所属している俳句同人誌の「豈」の人は3人で、
まだまだ朗読活動には触手が動かぬようです。
某の「もののふの会」も「俳ラ」(08.10.25に15回目を開催済)など
10年に渡る活動していながら、私1人で淋しい限りです。
尤も高坂明良こと葛原りょうさんが、9回目出演と15回目飛び入りで
関わってくれたことはありがたかったです。
詩人らは言わずもがな、「月光」の福島さんと高坂さん、
そして辰巳さんや伊津野さんら歌人たちの朗読表現への挑戦と、
その質の高さは日夜更新しています。
先達の福島さんは抜きん出ていますが、
各氏の弛まない努力には目を見張るものがあります。

何をおいても、朗読表現不毛の俳壇に身を委ねず、
詩歌朗読のツワモノを掻き集めて、
渡り合う世界詩歌俳句の将軍たる夏石番矢さんが
東京でユニバーサル・ポエトリー・リーディングの
先陣を切っている現実があることは見逃せません。
TPF2008のホームページの設立趣意書を読めば、俳句と兄弟分の川柳を
取りこぼしているのは何故か? 詩とは認められないのか? と疑問もあります。
「詩と俳は別もの」と考えている私は、世間常識〜学識の通り、
俳句の上位概念に詩を据えている詩上主義(造語)は気に入りませんが、
見識見解の相違ということで一先ず理解しましょう。

しかしながら、あれだけの外国の詩人を東京に集結させたとは、
経済状況は大丈夫なんでしょうか。他人事ながら心配です。
この不景気のどん底でも、
詩歌俳句文化の光を導かんとする有言実行には感服しました。
TPF2008実行委員会の皆さんの尽力には敬意を表します。
今回、盛りだくさんのTPF2008に、一日観客として出かけて、
得られたものがたくさんありました。
私は、人前での俳句朗読に焦点を絞って見て思い考えました。
ああやればこう、こうやればああとか…、
俳句朗読の方程式のバリエーションの勉強にもなりました。
俳句朗読に於ける有効な未知数を求めるための経験値になりました。
翌日の11月2日も行って見たかったのですが適わず残念でした。

  言の葉のバイリンガリズム紅葉せり  二健

等々、貴重な経験をさせて頂き、思いを巡らしながら、
この文学史的イベントの功績を、せめて写真ででも残そうと
自分の席から勝手に撮影させて頂きました。
ご覧のように縮めて挟を入れ詰めて並べて一枚ものに編集しましたが、
オリジナルは別々に保存してありますので、
関係各位のご要望があればデータで送って差し上げます。
どうどお申し出下さい。

※08.11.3文化の日未明、一気に書き付けたので寝て起きて推敲するつもりです。
※11.4火曜日の未明、就業後、一通り推敲しました。
※11.4の20時に、記念の一句をひねり、書き加えました。
※09.3.14の19時に推敲しました。          3549-139904

 写真は[朗読2]生野毅の複合表現の舞台
 
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