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素敵なホームページですね。一介の家庭教師が彼女のために涙を流し続けているというと、ほかの方に信じていただけるかわかりませんが、美穂さんとご家族の方は信じていただけるかと思います。事故の翌朝早くにお母さんから、彼女の死を告げられたとき、僕は、はじめ驚きばかりが先にたって、ただ呆然とお母さんのお話をお聞きするだけでした。お母さんは激しく泣いておられましたね。僕は、泣くということさえ、思い当たりませんでした。でも、電話を切ってしばらくして、とめどもなく涙が流れてきました。
初めてこのホームページをみて、また、涙が止まらなくなりました。自分にとって、彼女の存在がどんなに大きかったか、ということを、改めて感じさせられました。彼女は、いつもおとなしかったけど、強情なくらい純粋でした。僕は、この子は、絶対裏切ってはいけない、と思っていました。一時期僕がお母さんとうまくいかなかっときも、お母さんからなんといわれようと、彼女は僕を信じ続けてくれました。そのレベルは半端じゃなかったですね。彼女は言葉に出す子ではなかったですが、行動の一つ一つにそれを感じさせられました。「田口先生だけは信じられる」と言ってくれてたこと、後でお母さんから知らされましたが、彼女から直接言われたことはありませんでした。
僕もだれよりも、彼女だけは信じられました。お互い何か、同志見たいな感じでした。それでも、言葉が足りないくらい、、。お母さんにとっては、時に困った子だったかもしれませんが、僕の言うことは何でも素直に聞いてくれました。僕も彼女をいつも完全に信じていました。あるときから、宿題さえ出すのをやめました。そういう一つ一つがお互いの信頼の証でした。お母さんに一度メールで、「そっと見守っていてください」と申し上げたこともありましたね。それで正解でしたでしょ。これも、僕の彼女に対する絶対の信頼の証です。
お母さんと、事故の日から、メールをやりとりしているときも、そのたびに僕はいつも涙があふれるのを感じていました。もちろん、今これを書いているときも、時々顔がゆがみそうになるくらい、涙が流れます。
僕の心を揺さぶり続けた子、早朝一生懸命僕の授業を受けようと起きてきてくれた子。あとで、朝に弱いと聞いて、でも、文句のひとつも言わなかったことを思い出して、彼女らしいと思いました。
僕は、人様から「冷静な人」とよく言われます。で、自分自身もそうありたいと思っていますが、今回は、このようになってしまったことが悲しく、腹立たしいです。前田敏章さんのホームページをみさせていただき、彼女の加害者も軽い刑ですむのかと思うと、何か割り切れない思いでいます。お母さんのお気持ちお察しいたします。くやしいです。
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